BLOGブログ

BLOG

10

鍋ってどんな種類があるの?ご当地や流行鍋料理の種類まとめ

グルメ

寒い時期の楽しみの1つ「お鍋」。みんなで鍋を囲みながら食べる食事は楽しいですよね 。からだも温まるし、いろいろな食材が入っているので栄養も満点です。今回はたくさんある鍋の種類をまとめました。ご当地鍋から最近流行の鍋までご紹介します 。これからの鍋料理の参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

鍋料理とは

鍋料理とは食べ物を食器に置かず、鍋に食材を入れ食卓を囲む日本古来からある料理です 。昔の日本の住居には囲炉裏がありました。囲炉裏は照明や暖房の役割だけではなく、囲炉裏の上で鍋を温めて食べるという文化がありました。お鍋の具材はその土地でとれる食材を生かし、地域独自の鍋料理として進化していきました。地域独自の鍋料理は現在も「ご当地鍋」として残っています。

 

有名な「ご当地鍋」10選

全国的にも有名な「ご当地鍋」を10選ご紹介します。

 

1、石狩鍋(北海道)

メインの食材:生鮭
その他の食材:たまねぎ、キャベツ、豆腐など
味のベース:味噌仕立て

石狩川に産卵期の鮭が来ることから名づけられた石狩鍋。味噌のコクと鮭の旨みがぎっしり。北海道を代表する鍋料理です。最後に山椒を振りかけて食べるのがよいアクセントになってます。隠し味にバターや牛乳を入れると、よりまろやかな味わいを楽しめます。

 

2、きりたんぽ鍋(秋田県)

メインの食材:きりたんぽ
その他の食材:鶏肉、せり、白菜など
味のベース:鶏がらのダシ

つぶしたお米を棒に巻きつけて焼く秋田名物のきりたんぽ。きりたんぽを棒から外して食べやすく切り鍋にいれた、秋田を代表する鍋料理です。きりたんぽと鶏肉(本来は比内地鶏)とせりをたっぷり入れて、鶏がらのダシで頂く鍋は絶品です!

 

3、芋煮(山形県)

メインの食材:里芋
その他の食材:牛肉、白菜、ごぼう、大根など
味のベース:しょうゆ仕立て

秋の河川敷で親睦を深める行事として食べられる芋煮。バーベキューではなく外で食べる鍋料理も最高です。芋煮会では芋とコミュニケーションを合わせてイモケーションと呼ばれてます。

 

4、あんこう鍋(茨城県)

メインの食材:あんこう
その他の食材:白菜、ねぎ、しいたけなど
味のベース:しょうゆまたは味噌仕立て

西のふぐ、東のあんこうと称される高級魚。あんこうの旬は11月から2月のため、まさに寒い冬にうってつけの鍋料理です。食べられないところがないと言われるあんこう。身、皮、内臓、エラなど骨以外全て美味しくいただくことができます。

 

5、ぼたん鍋(群馬県)

メインの食材:猪肉
その他の食材:しいたけ、こんにゃくなど
味のベース:味噌仕立て

猪肉を薄切りにし牡丹の花のように似せたことからきているぼたん鍋。しし鍋とも言います。煮詰めるほど柔らかくなるといわれる猪肉。鍋にしているので獣臭さもほとんどなく、猪肉とコクのある味噌がよく合いからだがぽかぽかしてきます。

 

6、どぜうなべ(東京都)

メインの食材:どじょう
その他の食材:ねぎ
味のベース:甘辛い割り下

どじょうを開かずに丸ごと調理した鍋。甘辛い割り下を注ぎ、ねぎを大量に入れて山椒と七味唐辛子で食べる江戸っ子の鍋。日本酒とよく合います!駒形どぜうというお店が有名です。どじょう鍋ではなく「どぜう鍋」という名前にしたのもこのお店が発祥です。雰囲気も良く江戸時代にタイムスリップしたような造り。一度お立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

7、ちりとり鍋(大阪府)

メインの食材:牛肉、豚肉、ホルモン
その他の食材:たまねぎ、ニラ、もやしなど
味のベース:しょうゆ、にんにく、コチュジャンなど

ちりとりに似た正方形の浅く平らな鍋を使用。大阪の文化、鉄板焼きから進化した鍋料理です。山盛りの野菜とホルモンを煮る鍋。大阪らしい豪快な鍋料理です。

 

8、湯豆腐(京都)

メインの食材:豆腐
味のベース:昆布ダシ

大阪の豪快な鍋から、次は京都の繊細な鍋「湯豆腐」シンプルに豆腐、水、昆布だしとつけダレだけで食べる鍋料理です。豆腐の素材を楽しむ、なんとも京都らしい鍋です。さっと作れるので、夏場のクーラーで冷えたからだも温めてくれる、手軽で簡単な鍋料理です。

 

9、美酒鍋(広島県)

メインの材料:日本酒
その他の食材:鶏肉、豚肉、にんにく、野菜
味のベース:塩・コショウのみ

汁気がほとんどない炒める鍋料理。飲んでいる日本酒を惜しみなく使いアルコールが抜けるまで炒めます。酒の旨味だけ残るので子供も食べることができます。

 

10、水炊き(福岡県)

だしを取らずに水のみで具材から旨味を取る調理法。福岡県を代表する鍋料理です。鶏肉をしっかりと煮るので鶏の旨味がたっぷり。煮汁に味がついていないので素材本来のよさを楽しめます。

 

流行の「新しい鍋」5選

続いて、流行している比較的新しい鍋を5選ご紹介します。

 

①豆乳鍋

豆乳のミルキーさと、ダシの旨みが合わさった鍋。コクがあるのにあっさりしていてまろやかな味わい。近年では更に進化した「ごま豆乳鍋」や「豆乳坦々鍋」もブームになっています。

 

②キムチ鍋

韓国のキムチチゲを日本風にアレンジした鍋料理。日本のキムチ鍋はそこまで辛くないので子供でも食べれる味です。生卵を入れると、よりまろやかな辛さを楽しめます。具材は豚肉以外にもカキ、鱈などバリエーションは豊富にあります。

 

③ミルフィーユ鍋

白菜と豚バラを重ねてミルフィーユのようにする鍋料理。とても簡単なのにボリューム感はたっぷり。1人暮らしの方の1人鍋にもおすすめできる鍋料理です。

 

④パクチー鍋

独特の風味がクセになるパクチーをたっぷり入れた鍋料理。パクチーにはデトックス効果もあるので女性に人気のヘルシー鍋です。基本はナンプラーや鶏がらでだしを作りますが、先ほど紹介したキムチ鍋に入れてもよく合います。

 

⑤発酵鍋

発酵食品をたっぷり使った最近話題のヘルシー鍋。発酵食品は代謝促進や整腸作用があり風邪の予防や美容効果があるため女性を中心に話題になっています。おすすめはたっぷりきのこチーズ鍋。チーズのクリーミーさと、きのこがよく合いおいしく召し上がれます。他にも味噌トマト、納豆チーズキムチなど、冷蔵庫に余っている食材をじゃんじゃん入れてしまうのがこの発酵鍋のやり方です。

 

最後に

以上ご当地鍋や最近話題の新しい鍋をご紹介しました。参考にしていただき、自分の好みにあった鍋料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

RELATED

関連記事

PAGE TOP